クリントイーストウッド監督の最新作、インビクタス 負けざる者たち を見てきました。ラグビーをやっていた者としては、1995年のワールドカップをテレビで見ていたし、映像も曖昧な記憶に残っている。
しかし、この映画を見てから、その背景にこんなドラマがあったことを初めて知った。
もちろん、アパルトヘイトは知っていたし、黒人の過酷な生活はニュースなどで知っていた。
だが、当時の断片的情報からマンデラ大統領のワールドカップ優勝へかける意気込みなどが伝わってくるはずもない。
そう言う意味ではニュースよりもこちらの映画の方がドキュメントである。
どんな脚本家もこんなドラマを描くことはできないのでは?
これが実話なのだから、人生と言うのは実に興味深いと思うのです。
我が運命を決めるのは我なり 我が魂を制するのは我なり
27年間投獄され、それでも白人を許す心の深淵はこの言葉に象徴されている。
投獄中に読んだ英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩。
インビクタス
私を覆う漆黒の闇 鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する 我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ 私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ 血を流しても決して屈服しない
激しい怒りと涙の彼方に 恐ろしい死が浮かび上がる
だが長きにわたる脅しを受けてなお 私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者 私が魂の指揮官
サッカーのワールドカップイヤーにこの映画が上映されたのも南アフリカにとっては良かったと思う。
まだまだ、治安が安定せず犯罪も多いとのことだが、アフリカ諸国の希望になって欲しいものである。




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