私は人に営業を教えるのが好きである。というか趣味である(^^)

どんなノウハウも全てオープンにする。
「せっかく貯めたノウハウいいの?」と訝る人もいるが、当人は全く気にしない。
なぜなら、それは自分のためにやっているからだ。

今まで結構な人数の営業マンを教えたが、中には地方の方で面識のない人までいる。
メールでやり取りするのだ。

ある営業マンに伝授していたときの話。
私のセオリー通りに進めて行ったら、部内2位までには辿り着いたが、1位の壁が分厚い。
これがなかなか抜けないと言うのだ。だいたいがこのパターンにハマります。( -д-)ノ

私は「その壁は普通では越えられない」と言って、こう指示した。
「3位以下の同僚にすべてのノウハウを公開しなさい」と。
彼は言った。「そんなことしたら、下に抜かれる」と。

そもそも、ノウハウをクローズにして地位を築いているとすれば、いずれ時が経てば抜かされるのが落ちだ。
下位は情報を知らないだけなのだ。

「嫌ならやらなくてもいい」「でも、指導はここまでだ」と伝えた。

しぶしぶ従った彼は数週間後、「みるみる抜かされて、4位になってしまったと」悩んでいた。

それでも続けなさい。

そして1ヶ月後。「一位になりました」と連絡がきた。(^^)
彼は言った、「部内にもっと情報を共有して行きたい」と。

さて、なぜでしょう?

「人に教える」時間を持つ というブログを前に書きましたが。

「学んだことの理解度は、聞いた時に10%、見たときに15%、話し合った時は40%なのが、人に教えたときは90%に飛躍的に高まる」

ということなのです。

さらに、2位の人が3,4,5位の人のノウハウを全て知っていると言うのは、単なる思い上がりです。

私は人の営業を聞くのが大好きですが、部下にでさえ「そんな売り方あるんだぁ!あんたスゲエなぁ」と感嘆することもシバシバなのです。

人にノウハウを伝授すると、こんな会話もありえます。

他「こんなやり方を試してみているんだけど、成果に差があるんだよねぇ」
私「そんなことやってんだ?それ、惜しいじゃん!」「こうやれば?」
他「なるほど!それ一緒に試してみよう」

自分では気付かなかったノウハウを伝授される瞬間です。
これは自らが情報開示したから得られるものなのです。

下位のノウハウを共有し、さらにブラッシュアップできれば1位に勝てる日も近い。

中学校の頃にやたらと頭が良くて、人に勉強を教えるのが上手い子がいませんでしたか?
クラスメートをライバル視し、決して勉強を教えない様な子は前者を抜くことが出来ませんでした。

営業だって同じ。
人に教えると言うのは、著しく能力を高めるのです。
そして、頭の整理が出来て、他者の情報によって刺激され、周りに協力者が現れ上位に向かうのです。

もう一度言います、覚えてください。
教えることにより、感謝され、協力者が現れ、情報が集まる。

私から言わせれば、「教えない」ことはデメリットだらけなのです。