2007年11月07日

いい奴は死んだ奴らさ1

映画「紅の豚」が好きである。
主人公のポルコの発する言葉はハードボイルドでズシンと来る。

「いい奴は死んだ奴らさ」

フィオという女の子に亡くなった戦友の話を回想するシーンで
「ポルコはいいひとだもの!」って言われたのを受けてのセリフだ。

今夜は私も回想してしまう・・・。

今から9年くらい前。世はITバブルの真っ只中。
シリコンバレーにならって、渋谷を中心にビットバレーと呼ばれるITベンチャーの集積があった。

仙台でも遅れてその波はやって来た。フォレストアレー?だったかなぁ。。。
ITベンチャーを中心にものすごい数のベンチャー&ベンチャー志望の人や学生が集まってイベントが行われた。

私は当時、ジーンズメーカーで、イベントに出る気は全くなかったのだが、設営・運営する企業が足りなくて、駆り出されてしまった。

壇上にまで上げられ、ITベンチャー起業家とパネルディスカッション(((( ;゚д゚)))
参ったよ、当時の私はハーレー乗りヨロシク、ヒゲ面にシルバーのアクセサリーだらけの格好で、起業家とは程遠い感じだったし・・・

何を話したか憶えてないが、たぶん適当にあしらったと思う。

ITバブルの熱狂の中、懇親会では学生に囲まれた。
「スゴイですよね、この流れは!!」って顔を紅潮させて話しかける参加者。

私は「数年後、死屍累々とした(自己破産)、起業家の前に呆然とすることになるよ」と醒めた応えをした。 
「やっぱ、この人、ITベンチャーじゃないから、わからないんだ」ってな感じで、周りから皆散っていった。

アメリカでも、どこでもベンチャーってのは多産多死で成り立っている。
起業して後、90%は10年以内になくなるのだ。
ITバブル崩壊後、果たして結果は予想通りになった。。。

でも、壇上で熱くビジネスプランを語った彼らは愚か者だったのか?

決してそうではない!! みんなイイ奴だった。
志が高く、理想に燃え、夢を追いかけて・・・
しかし、皆いなくなってしまった。

今では自分がIT企業をやっているのだから、運命とは皮肉なものだ。

でも、起業家ってのはタフで凝り性がないもの。
彼らはいつか再起してくるに違いない。捲土重来を期して!!

いつかまた会う日を楽しみに待とう。



n2ublog-00043 at 01:13 │Comments(1)TrackBack(0)clip!経営 

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この記事へのコメント

1. Posted by 三羽目のカラス    2007年11月07日 09:47
借金を返さないやつは嫌いだ。

例えどんな理由があろうとも。

私は古い人間かもしれないが、借金を残して死ぬやつも嫌いだ。

悪党だと思う。

本当にいいやつは、誰からもイイやつとは言われない。

タダのバカをイイ奴と言うのか?

失敗を他人のせいにして、成功したときは自分の才能という。

泥まみれになっても、家族に迷惑をかけても、借金を返す男達が好きだ。

”男は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格が無い”


私の座右の銘は

”嘲笑は声援、陰口は賞賛、あえて名を残さず”

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