2007年12月04日

矛盾4

時空を創業する前は、ボーアンドアローというジーンズメーカーであった。

ボーアンドアローとは弓矢という意味で、昔プロレス技の名称に使われていたのと、武器のイメージから「世界最強のジーンズ」という、強いイメージに合致した。

もうひとつは、弓と矢はそれぞれバラバラでは用を足さない。
対になってこそ武器となる。
よって、マーケットのニーズと技術力、会社と社員が力を合わせるという意味も込めて命名した。
どちらも片方だけでは存在できないものだ。

ビジネスには相対するものを調整したり、それぞれが組み合わされて効力を発揮することが往々にしてある。

「企業は株主のものか?」という議論がある。法律上は企業は株主のものである。
しかし、そこは社員の自己実現の場であり、顧客あっての企業ともいえる。
人の立場によって尺度とは変わるものだ。

利害を一致させる。という言葉があるが、そもそも利と害は一致しない。
利害とは調整すべきものである。

企業を見るとき、より俯瞰した見方をすべきで「会社は社会の公器である」という、考え方こそが「利害を調整する」という意味ではふさわしいのではないだろうか?

しかし社会の公器とは言え、そこはビジネス競争の社会。常に矛盾を孕むことになるのは否めない。
会社・株主の利益を重視しすぎると、顧客満足度が低下したり。
顧客に偏りすぎると、利益を減らし、株主利益を毀損してしまう。

我々には、これら矛盾することを調整する能力が必要なのだ。
自らの利のみを追求して、成功することは不可能である。

ビジネスマンは戦士である。盾と矛なくして、戦いの場に挑むことはできない。


n2ublog-00043 at 01:14 │Comments(0)TrackBack(0)clip!経営 

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