2008年02月28日

マーケティング 4Pから4Cへ 5

マーケティングの基本である「マーケティングの4P」

Product(製品)
Price(価格)
Promotion(販売促進)
Place(販売ルート)

商品企画、販売戦略を練るには欠かせない要件です。

高度経済成長のころは大量生産方式で製品を作り、品質の良い製品に適正な価格を設定し、それを流通業者を経由して遠隔地にも均一に製品を供給する。全国津々浦々に同一商品を知らせるため、マスマーケティングを多用し、顧客が買いたくなるような販売促進をして需要を喚起させた。

まず、Product(製品)ありき。これをプロダクト・アウトと言います。

しかし、今や大量生産・大量消費ではなく、テレビCMなどでは需要喚起が難しくなり、よりターゲットを絞れるインターネット広告が主流となりつつある。
では多品種・少量生産が正解か? 答えはNO! 
多品種だろうが、少量だろうが、これは製品にフォーカスしています。

フォーカスすべきは顧客です。

そこで顧客志向の「マーケティングの4C」について説明します。

Customer Value(顧客にとっての価値)
Cost to the Customer(顧客の負担)
Convenience(顧客の利便性)
Communication(顧客とのコミュニケーション)

顧客のどんな問題を解決し、顧客にとって何の価値を持つか?
顧客の利便性・有意性・満足度・保有欲・楽しさなど、何に遡及するか。
顧客はどの程度の負担まで許容するか。目的を達成するために顧客が払えると思っている想定コストは幾らくらいか。
入手が容易であるか?時間軸・空間軸をもって販売設計されているか。顧客の目的に合う入手容易性になっているか。
売り手側の「遡及ポイント」は顧客に届いているか?買い手側の欲求・要求はリアルタイムに聞き届けられるか。双方向コミュニケーションができるか。

4Cは全ての思考に「顧客」がキーワードとなります。
これをマーケット・インとも言います。

しかし、「これからは4Cだ!」などと言うのも、少し違います。

フィナンシャルタイムスセミナーのブログでも書きましたが、世界はフラット化し、グローバル化しています。4Pも中国・インドなど新興国では充分機能します。
日本の要件が4C向きだからと言って、4Pを捨て去ることはあり得ません。

もちろん日本でもプロダクト・アウトが功を奏す製品はまだまだ出てくるでしょう。

世界はつながっているのです

製品(Product)      →  顧客価値(Customer Value)
価格(Price)       →  顧客コスト(Customer Cost)
プロモーション(Promotion)→  コミュニケーション(Communication)
流通(Place)       →  利便性(Convenience)

このふたつを両輪にマーケティング思考するのが正解と言えるでしょう。



n2ublog-00043 at 00:07 │Comments(0)TrackBack(0)clip!マーケティング 

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