2008年05月30日

可処分所得の変化による不景気3

最近、サブプライムローンや不動産政策の失敗で政治・政策不況に陥っているという記事が踊っている。

確かにその通りだと思う! しかし、別な視点からも見てみたい。

ネットで調べものをしていたら携帯電話の通信市場規模というのが、2006年のTech−On!に出ていた。
その時の予想では「2009年度の7兆2624億円を境に減少する」とされている。
減少すると言っても7兆も利用料で使っているのだ。

今や4人家族なら携帯4台という時代になろうとしている。
一人月々5,000円とみても20,000円の支出増だ。
実際には30,000円くらい使われているのかも知れない。

30,000円と言えば、生命保険料や車のローン、旅行費用の貯金などに充てられていた金額相等だろう。

若者が車を買わない、旅行に行かなくなった。
時代により嗜好がに変わって、車や旅行に興味をなくしたと言う考えもあろうが、私は可処分所得の変化こそが、趣味嗜好を変えるに至った要因だと考える。

他にもADSLや光などネット環境とパソコンの購入も10年前には一般には無かった支出だ。
これも5000円前後の固定支出を伴う。

個人で携帯・ネット合わせて1万から2万。
家庭で2万から4万円だとすると、何かの消費が減らされたわけである。
要は消費者は金がないのだ!!

特に毎月の固定支出が伴う、保険料やローン購入に係る商品はダメージを受けた。
これが不景気の源泉でもあると考えます。

携帯反対などと言うつもりはサラサラ無い。
逆で携帯電話やネットで失われた内需を取り戻すのは、やはり携帯・ネットビジネス関連、コンテンツビジネスなどで取り返すべき。(環境やエネルギー関連も独自に増やすべき)

保険や車などの市場規模はデカイ。その減少分を補う市場規模に育てないと、携帯やネットの普及による「可処分所得の変化による不景気」を乗り越えることはできない。

携帯やネットによる犯罪から未成年を守るのは大事だが、規制をかけすぎてコンテンツ産業やネットビジネスの可能性を失わせれば、不景気を助長し別な治安問題を引き起こす可能性すらある。

原油高の時代に車産業は成長産業か?
人口減少社会で不動産は買いか?
可処分所得が減った日本人より、可処分所得が増えた外国人をターゲットにした旅行業の方が伸びるのではないか?

日本だけを見た規制やビジネスモデルでは、グローバル化の中で孤立するばかりである。

携帯フィルタリングの焦点岸 博幸氏

公式・勝手両サイト保有企業の6割「フィルタリングサービス影響あり」と回答
奥山順子氏



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この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがりの仙台人    2008年05月30日 09:49
4 最近使えるお金が少なくなってきている気はしていましたが、確かに携帯料金は割高な気がします。
それでも携帯を解約する訳にもいかないので、他のモノで減らす事を考えてしまいますね。

真っ先に思いつくモノはやっぱり車関係で、車さえなければ、ガソリン代、駐車場代、車検代、税金、タイヤ代、ローン…etc
いったいいくら楽になるんだろうと時々考えます。
でも結局、仙台(東北)で車がない生活は考えられないんですよね(^_^;)
東京などの大都市に住んでいれば、車なんて要らないって人の気持ちが良くわかります。

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