2008年06月24日

世界的なインフレの流れ3

石油や穀物相場の高騰が止まらない。ガソリンが上がりすぎて、漁業にも影響をもたらすとして、イカ釣り船などが操業を休止したりしている。

フィナンシャルタイムスのセミナーに行ったとき
コモディティのスーパーサイクルという話を聞いた。

「コモディティとは石油や大豆といった一次産品のこと。あわせて25億人の人口を抱える、中・印の経済発展が市場価格を押し上げている。供給が需要に追い付かない状態はなお続くというのが、インフレがインフレを呼ぶ、スーパー・サイクル説の論拠だ。」

たった、4か月前の予想通り、インフレが猛威をふるい始めた。
しかし、中印のせいで突然コモディテイが高騰するはずはない。
世界的金余りと投資マネーの流れが変わったのだ。

サブプライムで何百兆円吹き飛んでも世界のマネーは余っている。
ベンチャーキャピタルや銀行の投資渋り・貸し渋りを目の前に「金余りはないだろ?」と思うかもしれないが、損失の当事者だから貸せないし、株価が低迷しているから企業に投資できないだけである。

なにも、上がり下がりがあり、一向に回復基調が見えない株式より、一本調子で上がり続けるコモディティに投資する方が良いに決まっている。

特に日本の株価は長期低迷が続き、世界の株式市場から見ても魅力に薄く、取引量も減っている。

J−SOX法や監査の厳格化でIPO(新規上場)は激減し、株式市場が資金調達の手段とは程遠い状態。
間接金融も審査を厳格にしているので、中小企業が資金繰りに窮し、業種では不動産会社やデベロッパーなどは今後さらに深刻となるだろう。

株式市場などで行き場を失った資金がコモディティに一極集中したら、世界的インフレになるのは当たり前とも言える。

n2ublog-00043 at 00:02 │Comments(0)TrackBack(0)clip!経済・産業・国際 

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