2008年07月08日
洞爺湖と梁山湖は似ている
洞爺湖サミットで都内は物々しい警備状況です。一車線を検問とかに割いているので、本来はもっと渋滞していてもよさそうなものですが、折からのガソリン高騰で道が空いているのです。
先日も上野から南青山まで車で移動したのですが、飯田橋付近から市ヶ谷まで渋滞するはずなのにサクッと四谷まで抜けられました。これだけで10分から15分短縮です。
タクシーの運転手さんも「目に見えて、渋滞が少なくなった」と言っていました。
リッター200円に突入したら、もっと交通量は減るはずです。
それでも道路特定財源で「道路」作るんですかねぇ???( -д-)ノ
洞爺湖サミットが始まりました。各国の首脳が温暖化問題やエネルギー問題、食料問題などなど沢山の議題について話し合う。
この原油高を何とかしてほしいとは思うが、これを機会に代替エネルギーの開発に拍車がかかるだろうことを考えると複雑である。
さて話は変わるが、去年洞爺湖のウィンザーホテルに行ったことがある。
実にバブリーな造りで、バブル経済の恩恵をうけ開発され、バブル崩壊と共に破たんしたとのこと。新たな投資を受けて復活したホテルは非常に素晴らしく、レストランも抜群に美味しかった。
ロビーからは洞爺湖が一望でき、ロケーションは抜群である。
洞爺湖は湖の中に島がポツンと浮かんでいる。その湖面を見ながら思い起したのは、「水滸伝に出てくる梁山湖」であった。
北方謙三の水滸伝を読んだときに行ったものだから、想像が膨らんだ。
水滸伝はご存じの方も多いだろうが、
「北宋末期、汚濁しきった政府を倒すため、立ち上がった漢たちがいた」
「替天行道を旗印に世直しへの強い志を胸に、漢たちは圧倒的な官軍に挑んでいく」文庫本解説より
どう考えても数的不利な梁山泊が次々と管軍を撃破していくのは実に痛快である。
しかも、集まった108人の英傑は、将軍や盗賊、盗人に不良少年たちなどの寄せ集め軍団なのである。
中国では若者に水滸伝を読ませてはいけない!と言われているらしい。明治維新のような志士が飛び出てきて、中央政府に立ち向かっていく可能性があるからだ。
北方水滸伝など読むと、確かにそんな思いが沸々湧いてくるが、中年なのですぐに冷めてしまう(笑)
梁山泊の砦、「梁山湖」に似ている洞爺湖のサミットに、108人の荒くれ者ではなく、世界のエリートが集っている。大事なのは「志」である。世界の行く末を考え、大所高所にたった議論がなされることに期待したい。
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