2008年08月11日
のぼうの城 「この城、敵に廻したが間違いか」
痛快・爽快な歴史小説「のぼうの城」戦国時代・秀吉が天下取りの最終段階で、小田原北条攻めをしたときの話。
北条氏の味方であった成田家は、圧倒的武力の秀吉軍に勝ち目がないのを知りつつ、小田原城へ参陣する。しかし、北条氏に恭順の意を示しつつも、秀吉に内通する殿様。
忍城(おしじょう)に残されたのは、「秀吉と戦うべし」という主戦派の若者と城代(NO2)の倅(せがれ)。
この城代の倅こそ、主人公の「のぼう様」成田長親(ながちか)である。
茫洋として、幼なじみの武将からは馬鹿者扱い、家来や農民にすら「のぼう様」とあだ名で呼ばれる始末。
「のぼう」とは「でくのぼう」の略。
しかし、領民から不思議と人気があり、才気活発・角が立ちまくっている武将にも、なぜか受け入れられる。
忍城攻めを秀吉に下知されたのは、若き日の石田三成。
三成の歴史に残る惨敗となった忍城攻めをハイテンポなストーリーで進めていく。
2万の大軍に2千の籠城戦。
茫洋な「のぼう」が奇想天外な策で大軍を撃退する。
出てくる勇将が爽やか、石田三成も爽やか!!(マジで最後がカッコいい)
本格歴史小説が好きな方には物足りないでしょうが。
重たい歴史小説はちょっと・・・(´−д−;`)という方でも、一気読みできる痛快作です。
これは映画化して欲しいですねぇ。






