2008年08月09日

見事な弔辞・・・5

弔辞に「見事な」などとつけることは不謹慎かもしれないが。
故赤塚不二夫氏の葬儀・告別式でのタモリこと森田一義さんのそれは見事としか言いようがなく。
テレビ越しに見ているこちらの涙を誘った。

赤塚不二夫と言えば「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」など幼少の頃の思い出の漫画・アニメである。

「これでいいのだ」がキメぜりふのバカボンのパパ
「レレレのレー」のレレレのおじさん。
学校で小学生のギャグと言えば、これかドリフターズであった。

タモリさんが故人に見いだされて、スターダムにのし上がったとは初耳であった。

その恩顧ある故人への弔辞は親兄弟を超えた信頼関係が滲み出ていて、個人の人柄や功績が約8分間のなかに凝縮されていた。

歌舞伎町でライブをやっていたとき。
「君は面白い。お笑いの世界に入れ。8月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。それまでは住むところがないから、私のマンションにいろ」
と、彼の人生を一変させるようなことを即決した。

 あなたの考えはすべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち、「これでいいのだ」と。

朗々と読み上げるタモリさんの手元の紙には字らしきものは見とめられない。
つまり白紙の弔辞を読みあげていたのだ。まさに見事!である。

最後の言葉
「私もあなたの数多くの作品の1つです。」

多くの漫画作品を遺したが、タモリさんのような「人物」を遺したことも、故人の偉大な功績であると感じました。

「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」という。

「君は死して何を遺すのか?」と問われれば。
「私は死して人を遺す」と答えるようになりたい。

道は遠く。遥か故人の足元にも及ぶものではない。

n2ublog-00043 at 00:02 │Comments(0)TrackBack(2)clip!雑記 

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