916369d7.jpg落合信彦の著書を読むことが自己啓発であった若い頃。
胸が躍り、血が湧いた本が「烈炎に舞う」だ。

ちょうど10年くらい前に読んだ本で、主人公が同い年。
「俺と同い年でこんなスゲエ奴いねーよ!」と思いながらも、一瞬でどっぷりハマり込んだのを覚えている。

主人公は世界各国の情報を売る、国際情勢コンサルタント。
東大でも入れる頭脳を持ちながら、あえて高卒でも早く社会に出て実践を積むべきと、周囲の反対を押し切って行く。同じ高卒でも全然違う(笑)

実戦経験の末、国際情報コンサルタントとして独立する。
相手は上場企業や政治家。

中国筋の情報を集めていた時、アメリカ・イギリスなどの陰謀を知る。
陰謀を推し進める男と、それを阻止しようとする主人公が火花を散らし、運命のいたずらに翻弄される。

スケールがデカイので若かった私が胸が躍らせたのは当たり前である。

ストーリーとは関係ないが、あれから10年たち、主人公も43歳になっているとすると、「どんな男になっているのだろう?」と想像してみたりする。

小説の中の男と張り合ってみる、子供のような自分に笑ってしまいますが。(^^)

若い人には落合信彦を一冊くらい読んで欲しいなぁ。

解説より
「天安門事件前夜の中国、世界を震駭させるような工作を仕掛ける男がいた。それを阻止しようと奔走する男がいた。中国の急激な民主化とアメリカの陰謀を巡って男たちの闘いが始まった。各国の思惑の中で翻弄され、運命に嘲笑されつつも、男たちは突きつけられた挑戦に立ち向かう。熱き魂を糧に闘い続ける群像を描く。冒険に満ちた壮大な国際小説。」