経済・産業・国際

2008年04月27日

フェニックス、中国企業に「1円売却」5

オリックスグループのもとで再建を目指していたフェニックスをなんと「1円」でスポーツアパレル企業「中国動向」(北京)に売却。

スキー市場が縮小する日本での再建を断念したようだ。

フェニックスって、私が初めて買ったスキーウェアでした。。。

バブルの頃は若者のリッチな遊びとしてスキーが代名詞だった。
ホイチョイプロダクションの『私をスキーに連れてって』がヒットし、ユーミンを聞きながら、スキー場へ向かうのが週末のイベントだった。

バブル崩壊後はスキーブームも終焉。全国のスキー場は運営に困っている状態。
同じくホイチョイの作った「バブルへGO!!」を見れば狂乱の時代がいかなるものか若い人にも伺えるだろう。

いまや、若者の車離れが著しく、スキーに行く足が無い。
また、スキーではなくボードが人気であるが、一大産業とは言い難い。

日本人主体でスキーブームが来る可能性は低いだろうなぁ。

1円で売ったと言うより、引き取ってもらったというのが正しいのかも。

中国ならスポーツレジャー産業はこれから大きく伸びるだろうし、横展開として一般スポーツブランドになりえる。

北海道のスキーリゾートがオーストラリア人の集客に成功して繁盛しているとニュースで見たことがある。
全国のスキー場も中国人の集客に力をいれているようだ。飛行場で良く見かけるから。

日本は観光立国が進むべき道である。スポーツブランドを売り渡して、客を育てて日本へ還流させるという意味では「1円」の価値は何千億倍になって帰ってくるかも知れない。

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2008年04月20日

伝説のスピーチ5

リオデジャネイロ環境と開発に関する国連会議でのセヴァン・スズキのスピーチ!!
このとき彼女は弱冠12歳。彼女のスピーチに国連会議場は沈黙してしまう。



ジェイフィールの主催する、人事評価制度研修で「経営理念を社員に伝えるためには、心に響くメッセージが必要」ということから、その最高の例として紹介された動画です。(セミナーの内容は別のブログに書きます。)

普段は安倍元首相の「美しい国」のスピーチと対比させるんだって(爆)

一部スピーチの抜粋です。
 「2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
 「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」
 家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。」


伝説のスピーチと言われるだけあって、これに類するのはキング牧師の「I Have a Dream」くらいしか身に覚えがない。

I have a dream.One day the sons of former slaves and the sons of former slave-owners will be able to sit down together.(私には夢がある。いつの日か、嘗ての奴隷の子達と、嘗ての奴隷の所有者達の子達が、席を並べられる事を)

人に物事を伝えるとき、借りてきた言葉や飾り立てられた言葉では心を動かすことはできない。
信念から生まれる正直な言葉こそ、多くの人の心を突き動かし、行動へと駆り立てるのだと思います。

感動のスピーチを是非聞いてみてください。


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2008年04月08日

 「JAPAiN」とか言われている場合じゃない!1

東洋
結局、ガソリンは安くなり、首相はガソリン税の一般財源化すると言ったと思ったら、再度暫定税率に戻す方向と言ったり、方針が定まらない。

ガソリンが安くなるのは良いが、道路が出来ないとなると地方の知事たちがこぞって騒ぎ始める。石原都知事は独自にガソリン課税を行うとか、東国原知事も「国政は何をやってる?」と憤りを隠さない。

舛添さんは9月までに国民へ社会保険の確認作業をしてもらえるようにするって言ってる。3月末じゃなかったっけ? (今日謝ってたけど・・・)

国会は空転。民主党にだって冷やかな目線を送らざるえない。
何でも反対の社会党!みたいな感じがするからだ。

やっと、日銀総裁は決まりそうだが、今度は副総裁で揉めてるし。

そんな日本の現状は海外から容赦ない批判を浴び、「JAPAiN」と揶揄される始末。

改革の停滞が日本に痛みをもたらしているとの意味らしいが。
もう、今風に意訳すると、「日本は痛い」「痛いヤツ」とするのが妥当だろう。

あいたたたたっって感じである。

2050年にはブラジルにGDPで抜かれるとか言われているし。。。

でも、このままでは終わらないと思うのです日本は!
歴史的に外圧がないと変わらない国でもある。

「JAPAiN」上等! NO pain NO gain (痛みなくして得るものなし)

新聞を読もう!政治に興味を持とう。(今週の東洋経済は買おう)
「所詮私一人が何を言っても」から「せめて私くらいは何か言おう」に変わろう。

無関心の行く末は、惨憺たる未来になるかもしれないのです。
「痛い」状態を作り出したのは、政治に無関心な自分たちの責任と国民は自覚すべきではないだろうか? 

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2008年04月07日

ダイバーシティ 異なるものを活かす5

日経ウーマンで「女性が働きやすい会社ベスト100」が発表された。
1位はP&G。2位、日本IBM。3位、松下電器産業。4位、オリックス。5位、ソニー。6位、富士通。と続く。錚々たる企業群だ。

調査は全国約4000社に調査票を送り、416社が回答。
管理職登用度や女性活用度、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)度、男女均等度の4項目で企業を採点し、総合順位を付けた。

1位のP&Gの桐山社長のコメントが各ニュースに出ていた。(一部抜粋)

16年前からダイバーシティ(異なるものを活かす)に取り組み、管理職の24.8%が女性という点が高い支持を獲得。
ダイバーシティを企業理念の柱にしている桐山社長は「性別だけでなく、国籍、年齢など関係なく、社員1人1人の個性を生かすことが重要ですし、経営戦略のひとつでもあります」と語った。
 

で、ダイバーシティってなんだ?って思ったので調べた。φ(.. )

人種・民族 性別 年齢 身体障害の有無 価値観 宗教 生き方 考え方 性格 態度 等々、社会にはいろいろな人がいます。これらのことを就労の差別にすべきではなく、むしろ適材適所に配置する「個性」として受け入れるという考え方らしい。

「へぇー、それをダイバーシティって言うんだ。」ってのが率直な感想。
まぁ、不勉強な私が言うのもなんだが、そんなの当たり前じゃん!!

多様性ってのは物凄く大事。画一的な採用方針や人を型にはめるようなマネジメントでは会社の成長はないと思うのです。(いつも言ってるけどなぁ)

女性・男性とかだけでなく、意見が違う、考え方が違うってのも包括する度量が必要だと思います。自分と違う考え方を排除していけば、いずれ自らも排除されることになるでしょう。

ダイバーシティ!大事ですよ〜!(今日知ったくせに・・・)( -д-)ノ

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2008年03月31日

進むグローバル化! ベルリッツにて5

ベルリッツで一緒のI社長と久しぶりにビジネスの話をした。

2年前から会社のオペレーション・システム(OS)を英語に変えたとのこと。
OSとはパソコンのことではないですよ!
会社の運営を英語ベースに変えたということです。

I社長の会社はシステム会社。我々と同業である。

仕様書などの英文化はモチロン、会議・朝礼・議事録などなど、すべてが英語だと!

スゴイ、凄すぎる・・・
2年前に導入をしてから社員は相当辞めたらしい。(そりゃそうだ)
でも、2年でOSは根付き、離職者も少ないとのこと。

なぜ、その決断に至ったか?

日本でエンジニアを採用するのは人材難のため難しくなってきている。
現需要で35万に必要なのに、10万人足りていない。
中国やインドから人材を取り入れたり、オフショア(海外)で開発したりすることが多くなってきている。

大連などでは、日本語を話せるエンジニアがいるということを売りにして来たが、それも徐々に大企業が占有し、確保が難しくなっているのだ。

そこでI社長は決断した。
中国・インドを合わせれば10万人なんてタカが知れてる不足数だ!
両国に英語が話せるエンジニアは沢山いる、会社を英語ベースで運営できればエンジニアの確保は楽にできるのではないか?


2年間の苦しい時期を乗り越え、すっかり英語OSの会社に生まれ変わった。
大連・チェンナイ(インド)に拠点を置き、ほとんどのエンジニアが外国籍の社員となった。

ライバルってどこなんですか?という私の質問に
googleとかになるかなぁ・・・。って!

こういう人、大好き!!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

もう、戦う前に諦めるとか、敵の巨大さに戦意喪失するなら、そもそもベンチャーなんてやらない方がいい。久しぶりに痛快な話を聞いた。

で、なんでベルリッツに来てるの?って聞いたら。
「自分が一番英語できないんです・・・」だって(爆)

こういう人、さらに大好き!!(゚∀゚)アヒャヒャ
いいなぁー、尊敬してしまう。

私も負けずに世界を目指そう!
まずは、ベルリッツの初級コースを抜け出さないと(´−д−;`)

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2008年03月26日

進むグローバル化! インド料理店にて4

東京支社(上野)の近くにインド料理店が出来た。
本格インドカレーが食べられるので、ちょっとしたマイブームである。
インド人の客も来るから、その本格さが窺い知れる。

先日も経営者仲間と一緒にカレーを食べた。
その日も例によって隣りにインド人の客が座った。

食べ方を見て思ったのだが、やはり左手を使わない。
右手で「ナン」を皿にこすり付けるようにちぎる。
我々は当然両手でちぎって食べるのだが、なんか邪道な感じがした。
通ぶって真似て見たが上手くはいかない。(^^;

インド人の客はSEらしく、同僚の日本人二人とシステム開発の話をしていた。
聞き耳を立てたわけではないのだが、システム開発だとどうしても耳に入ってきてしまう。(´・ω・`)

すると日本人だと思ってた二人のうち、一人は中国人だということがわかった。
日・印・中のSEが日本語を介して会話をしている。
噂には聞いていたが、グローバル化の最前線を見たような気がする。

これは東京にいると珍しくない光景なのかもしれない。
六本木など人種の坩堝(るつぼ)で一体ココはどこ?という錯覚を覚える。

仙台でも留学生などは街中で見かけるが、ビジネスを共にしていることは少ない。
地方都市と東京の差は、こういった形でも広がっていくと感じた。

入ってくる情報の量が、つきあう民族・文化によっても格段に変わってくる。
チベットのこと、中東の笛のこと、オバマ候補のこと。
ニュースで見るのと、当事者に聞くのとでは大きく違ってくるだろう。

テレビを介さない、日本人のフィルタを通さない情報源を持っておくのは重要なことだと思う今日この頃です。


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2008年03月18日

システム・ソフトウェア業界の多重構造3

地方のソフトウェアハウスの問題が取り上げられて久しい。

システム・ソフトウェア開発には、ゼネコン業界のように 元請(中抜き、業界団体、SI会社)と外注先とがある。外注先も階層があり、1次下請け、2次下請け、3次受けなどがある。これが違法な2重派遣・偽装請負の温床となっている。

建設業界・土建業界に構造が酷似している。過酷な労働条件から新3Kとも呼ばれる。

この多重構造を改善しようとする動きは何十年も続いてきた。

大手ベンダーがプラットフォーム共通化の音頭を取って、開発効率をアップし、工数削減をはかり、SE不足の切り札にしようとする動きもある。中小ベンダーも利用できるため多重構造の解消の意図もあるようだ。

業界のありとあらゆる構造改革は大賛成である。ドンドン進めてほしいものである。

しかし、私は多重構造の問題は「顧客志向」の希薄(消滅)が元凶であると思うのです。

SEってなに? 技術者ですよね。つまり職人だ。
職人が手に職を極めたら、お客様に直接その腕を披露したいと思うのが当たり前である。

だから、料理人だって、建築士だって夢は直接顧客に触れる仕事をすることだ。

営業が顧客と話をすすめ、フロントSEが要件定義し、概要設計・詳細設計・仕様書を作って徐々に下に流す。下流になればなるほどユーザーからの距離は遠のく。

SEに「使う人をイメージして、開発している?」って聞くと。「ユーザーの話を聞いてくるのは営業の仕事だから」と意に介さない。(ウチじゃないよ)

顧客の問題を解決するのがビジネスなのに、上流の仕様通りに作るのが仕事だと思っている。その仕様は使い勝手が悪いと気づいているのに・・・

下に回れば、顧客は元請けだけに絞れるから楽である。効率も良いだろう。
でも、技術の内部留保はいつまで経っても出来ない。よって人が育たない。

これではSE不足・多重構造が解消するわけがないと思うのです。

「上流の企業との繋がりがあるから、元請けに回れない」という気持ちもわかる。
でも、マーケットを変えるとか、エリアを変えるとか、バッティングを避ける努力はして然るべきです。

大変な苦労の果てにあるものは、お客様からの「ありがとう」の言葉です。

お客様からの「ありがとう」のために仕事をする。
そのときの感動を多くの技術者と共有したいものです。


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2008年03月10日

夢の扉 「77歳元気ばあちゃん小学校づくり奮闘」5

夢の扉って番組が好きだ。世界中で活躍する人物を取り上げ、数年後の目標を「マイ・ゴール」として書き記す。

毎回、志が高く、希望に満ち溢れた人を見ると勇気をもらえる。
今回は「77歳元気ばあちゃん小学校づくり奮闘」というドキュメントだ。

カンボジアの教育制度は、長い内乱の影響で現在も混乱が続いている。
都心の子供たちは生活のために学校へも行かず、ごみ拾いなどをして家計の手助けをしている。さらに、カンボジアには3千もの学校が足りていないという。

そこで立ち上がったのが北條友梨さん。北條さんはカンボジアの郊外に学校を建設し、その土地に住む子供たちを学校に通わせようと働き掛けている。

しかし、郊外の子供もほとんどが親の手助けで農作業をしているのが実情。
北條さんがつくった学校に子供たちは来てくれるのか。そして、教育を受けてくれるのか。

そんな問題を払拭するためにとった行動は。
お母さんと子供を交えた青空教室!! 教育を受けたことがない母親に教育の重要性を説くのだ。カンボジアでは有識層は皆虐殺されたのだ。

理解を示さなかった両親も村長の説得で完成した学校に通わせることを誓う。
目を輝かせた少年少女は全員が就学することになった。

子供たちに夢を聞くと「お医者さんになりたい」「車の整備工になりたい」「日本語の通訳になりたい」などなど、見ている方が嬉しくなる。しかし、一番多かったのは「おばあちゃんのようになりたい」だった。北条さんのように社会的な地位を得て、貧しい人を手助けできる人になりたいという意味だと先生が代弁してくれた。

77歳には見えない若々しさの北条さんは「2015年までに世界中の子ども達が学校に通えるようにしたい」とマイゴールに記した。尊敬すべき素晴らしい人である。

私も泉青年会議所時代に国際貢献事業でラオスに小学校を建てるプロジェクトに参加したことがある。街頭募金や講演会で集めた300万円をSVA(曹洞宗ボランティア会)を通じて、立派な学校が出来た。開校式にはメンバーも多数出席した。

その後も謄写版(ガリ版)や絵本、文具などを贈って支援を続けた。14年くらい前だから皆成人していることだろう。ラオスを担う人材になってくれていると良いなぁ。。。と思いだしてしまった(^^)

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2008年02月23日

フィナンシャル・タイムズ紙セミナー 「二人の諸悪の根源」森永卓郎氏5

やっと最終回。肩こって死にそ・・・(−−;

ディヴィッド・ピリング 東京支局長!
まぁ、ハッチャけた人でした。3つの点についてと話し始めたのだが、
一番目がジャパン アン ファッショナブル(日本はダサい)(´・ω・`)

いきなりなんだよ!と思ったが、要はジャパン・パッシングで中国・インドの方が話題があり、日本の情報は面白くないものばかり。ミャンマーの方が取り上げられていると。アメリカンジョークってヤツね。ま、面白くないけど(笑)

また、2番目がFT(フィナンシャルタイムズ)はスタンスのない新聞社。
「企業は株主にどうありべき!」とか「経済政策はかくあるべき」とか、あるべき論を持ち出し、自らのスタンスを表明することは無い!ということ。

3番目が、とは言え話題を提供しなくてはいけないので、カテゴリーは多種多様に用意していますよ!と。FTは議論の場だと。 ま、一番中身がなかったかな(爆)

そして、森永卓郎氏登場!

いきなり「FTはスタンスがないらしいけど、私は極端な論者です」だって。
いよー!!待ってました!!って声をかけたかった。

二人の諸悪の根源が任期を迎え去るので、今年後半から株価はV字回復すると!

二人とはブッシュ大統領と福井日銀総裁です。いかに彼らが悪行三昧だったかを言い立てるのだが、ブログに書くのは自粛します。

ひとつだけ紹介すると。
日銀・福井総裁がそれまで、ずーっとプラスだったマネタリーベースを、−20%に減らした。景気を回復させるためには市場にお金を潤沢に回さなければいけない時期に、これをやったので景気は失速してしまった。天下の愚策であると!

確かにこれはアカンやろ・・・

V字回復の根拠は「世界のマネーが行き場を失っている」「円安・株安の日本は今が買い」と。まぁ、こう言っているのは経済アナリストでは森永氏だけらしいので、いきなり株買ったりしないでね(笑)

個人的には信ぴょう性あるなぁーと思ったけど、ワタシャ株はやらないので聞いても買うことはない。でも、回復してくれたら企業人としては当然嬉しい。

森永氏の歯に衣着せぬ発言はオモロかった(^^)書けないようなネタばかり・・・

FTのセミナーは大変ためになりました。また、英語力のなさを痛感した次第です。

お招きいただいた、フィナンシャルタイムズおよびライブドアの皆様、ありがとうございました。

終わり

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2008年02月22日

フィナンシャル・タイムズ紙セミナー コモディティのスーパーサイクル3

6、コモディティ市場のスーパーサイクル 
中・印あわせて25億人、穀物相場など市場価格の全てを押し上げている。

7、環境問題
大気汚染、海上汚染、土壌汚染。地球温暖化など。

8、インフレ
中国は7%台の高インフレ率。

9、ソブリン・ウエルス・ファンド(Sovereign Wealth Fund、SWF)
国家が設立する政府機関の一つで、国家の資産を運用する投資ファンド。政府系ファンド。多くがオイルマネーを背景に中東で立ち上がり、豊富な資金を世界中に投資し続けている。

10、アン エクスペクテッド
未知の有事。戦争や環境破壊、起こってしまえば予想可能だったと思える困難。

私的見解を含んだ解説を

コモディティとは石油や大豆といった一次産品のこと。あわせて25億人の人口を抱える、中・印の経済発展が市場価格を押し上げている。供給が需要に追い付かない状態はなお続くというのが、インフレがインフレを呼ぶ、スーパー・サイクル説の論拠だ。今後、世界の人口を誰が養うのか?レスターブラウン著のフード・セキュリティでは、食糧生産のための過剰耕作、過放牧、乱獲などが地下水の涸渇や生態系の破壊を招いていると警告している。食料自給率が超低い日本は農政を変革しなければ、食の安全を保てない。先進国で食料自給率が100%以下なのは日本くらいなのに。。。
さらにコモディティ市場(石油)の高騰で利を得た中東諸国は、政府系ファンドにより、積極的に様々な投資を行っている。企業買収さえも行っているが、民主国家といえない国の資金で、民主国家の企業を買収することには多くの問題を孕んでおり、規制(ルール作り)の動きが広がりつつある。でも、そのルールを誰が守らせるのだろうか?甚だ疑問だ!凋落する世界の警察を自認した米国も今後、保護主義に走らないとも限らないだろう。マネーの流れが全世界の浮沈を左右するようになっている。G7とBRICsの国々で、国連常任理事国の数をとうに上回っており、国連弱体化の懸念が広がる。グローバル化し、複雑化している世界は、米国・ユーロの思惑を外れて動き、常に暴走の危険に満ちている。有事の際、「国連決議に従い」と枕詞のように言っている日本の政治家は、国連が傍流に置かれたとき、「主体性の無い国、日本」をどこに導くのだろうか?


続く(−−;


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